2018年5月9日(水)、三瓶町野城の農事組合法人「百姓天国」が、市内の相愛保育園の子どもたちを田んぼに招待し、米づくりの現場を体験してもらいました。

「れんげ米」の田んぼには、その名のとおり、一面に蓮華草の花が咲いています。これは、蓮華が植物に必要な<窒素>を地中に蓄える性質を生かし、環境に負荷をかけずに米づくりを行う「れんげ農法」というものです。農薬や化学肥料が入ってくる前の日本ではよく行われていた米づくりの手法なのですが、環境に負荷をかけない農法として近年再び見直されています。

田んぼには、豊かな生態系が戻ってきて、子どもたちも安心して入ることできる自慢の田んぼ。今回は普段から保育園の給食で百姓天国のお米を食べている子どもたちを招待し、花盛りの蓮華あふれる田んぼで遊んでもらいました。

到着すると我先にと飛び出していく子どもたち。ぬかるむ田んぼももろともせず、元気いっぱいにかけまわります。蓮華の花を摘んだり、おいかけっこをしてみたり、カエルやトカゲなどの田んぼの生き物をつかまえてみたり、どんな場所でも生き生きと目を輝かせて遊ぶ子どもたちは、まさに地域の宝です。

お昼には、野城のお母さんたちが握ってくれたおにぎりをいただきました。おいしそうにほおばって、おかわり!という子もたくさん。いつも給食で食べているお米ですが、それがまさにここで、このおじさんやおばさんたちがつくっているんだということに少しでも触れられた経験はとても貴重なものです。

午後は、いよいよこの蓮華をトラクターで田んぼにすき込んでいきます。大きな機械に子どもたちもびっくり! そして、せっかく咲いた蓮華の花が土とまぜあわせられるのを少し残念そうにみていましたが、その「なぜ」という疑問は、子どもたちが米づくりの工夫を知り、環境のことを考えるひとつのきっかけになっていくことでしょう。

農事組合法人 百姓天国
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